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院長コラム

【大陰唇縮小】大陰唇のたるみとりについて

婦人科形成

今日は大陰唇縮小(大陰唇のたるみ取り)についてのご紹介です。

大陰唇って、どこ?と思われる方が多いかもしれませんので、まずは場所の説明から。

大陰唇とは、膣や小陰唇の外側にある部分で、男性でいうところの陰嚢に相当します。

膣や小陰唇を守るクッションとして存在します。

若いころは大陰唇の皮膚にもハリがあり、皮下脂肪もボリュームがあるため、モリっとしていますが、

年齢を重ねていくとともに皮下脂肪が減少し、皮膚もたるみます。

皮膚があまるとシワになり、影を作りますので若いころに比べて「大陰唇のしわが増えた・たるんだ・痩せた・こけた」と思われる方も多いかと思います。

私は安野モヨコさんの”後ハッピーマニア”という漫画が大好きなのですが、そこでは痩せた大陰唇を”ミカンのフサ”と表現されておられヒアルロン酸で蘇生したと書かれておられました。

「大陰唇のしわ・たるみ・痩せ・コケ」には、①注入治療(ヒアルロン酸・ご自身の脂肪) ②手術(大陰唇縮小・大陰唇のたるみ取り) がございます。

・・・前置きが長くなりましたが。②手術について、下の写真をごらんいただきますと、どのように切開するかお判りでしょうか。

 

大陰唇と小陰唇の間の溝の部分に傷痕がくるように(そうすると目立たない)、約10~15mm幅で皮膚をカマボコ形に切除します。

この方は、肛門側の脂肪も気になるとのことで脂肪も少し切除をしています。

術前のしわっとした皮膚が引き延ばされることで、 術後は全体の色味も改善しています。

かなり満足度は高い治療ですが、ダウンタイムは腫れたり内出血が出たりと、すこし大変です。

また「傷ができる。」ということをよくご理解いただき、施術をご選択いただく必要があります。

私は形成外科に従事しており、傷を綺麗に治す訓練を受けてきましたが、それでも長い傷ができることへの抵抗は、患者さんと同じく感じます。

「傷が出来ても、手術を受けたい」と思われたら全力で応援しますが、適応について、一緒によく考えましょう。

 

お写真のご協力をいただいたモニター様に、感謝申し上げます。

大陰唇縮小(両側)・・・モニター様価格 198,000円 

                通常価格 396,000円

リスク・・・腫れ・内出血・若干の左右差など。