- 毛穴のたるみ・ニキビ・ニキビ跡が気になる方へ
- 毛穴のたるみ・ニキビの原因、ニキビ跡の種類と原因
- どのくらいの期間でニキビ跡は治る?
- 毛穴・ニキビ・ニキビ跡の種類と効果的な治療法
- ニキビ跡を自力で治す!?悪化させない、予防
- 当院の毛穴・ニキビ跡治療
- 料金
- Q&A
毛穴のたるみ・ニキビ・ニキビ跡が気になる方へ
きゅっと毛穴が引き締まっていると、それだけで肌が滑らかに見えます。
一方で開いた毛穴は、ブツブツに見えたり黒ずんだりといったことで、美容面でのお悩みの原因の1つになります。また、毛穴が詰まってしまい、ニキビの原因になることもあります。
- 毛穴がたるんでいる
- 毛穴が黒ずんでいる
- 肌のザラザラ、黒いブツブツ
- ケアをしてもニキビが繰り返される
- ニキビを早くきれいに治したい
- ニキビ痕が気になる
上記のようなお悩みがございましたら、ぜひ一度当院にご相談ください。
毛穴のたるみ・ニキビの原因、ニキビ跡の種類と原因
毛穴のたるみの原因
毛穴のたるんでしまうのは、肌のハリが低下するためです。
主な原因としては、加齢に伴うコラーゲンの減少、紫外線、ストレス、喫煙、食生活の乱れ、睡眠不足などが挙げられます。
ニキビの原因
ニキビができてしまうのは、皮脂で毛穴が詰まるためです。
主な原因としては、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、乾燥などが挙げられます。その他、ストレスや便秘などが影響することもあります。
ニキビ跡の種類と原因
ニキビができてしまうのは、皮脂で毛穴が詰まるためです。
主な原因としては、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、乾燥などが挙げられます。その他、ストレスや便秘などが影響することもあります。
赤み
ニキビが治ったあと、赤みが残ってしまうタイプです。
ニキビの炎症によって毛細血管が発生した場合などに見られることが多くなります。
色素沈着
ニキビが治ったあと、茶色っぽい色素沈着が認められるタイプです。
炎症によって大量のメラニン色素が生成されたために、炎症が静まってからも色素が沈着してしまいます。適切なニキビ治療・ケアを行わなかった場合によく見られます。
クレーター(凹み)
ニキビの炎症が真皮にまで拡大し、ニキビが治ってからもクレーターが残ってしまうタイプです。
強い炎症を伴うニキビを放置してしまった、ニキビを潰してしまった場合に発生しやすいニキビ跡です。
ニキビ跡の中でも、治療に時間がかかります。
しこり・ケロイド
ニキビの炎症が真皮にまで拡大し、その組織の修復の過程でしこりが生じることがあります。
また、ニキビ跡が盛り上がり、ケロイドを形成することもあります。こちらは、体質が大きく影響しているものと考えられます。
どのくらいの期間でニキビ跡は治る?
ニキビ跡は、「治りにくい」ものではありますが、「全く良くならない」ものではありません。
適切なターンオーバーを繰り返すことで、改善が期待できます。
皮膚の一番外側の「表皮」にできたニキビ跡
1~3カ月程度の期間をかけて、少しずつ薄く、目立ちにくくなっていきます。
若い人ほど治りが早く、反対に中高年の方、生活習慣の乱れている方は、より長い期間が必要になることがあります。
表皮の下にある「真皮」にできたニキビ跡
真皮にまで及んでいるニキビ跡は、目立たなくなるまでに最低でも半年、平均して1年、長ければそれ以上の期間が必要になります。
ただし、クレーター状になったもの、ケロイドになったものについては、自然治癒は困難です。美容クリニック等での治療をおすすめします。
毛穴・ニキビ・ニキビ跡の種類と効果的な治療法
毛穴のたるみ・ニキビ跡
真皮で炎症を起こすニキビは、ニキビ痕として残る可能性が高くなります。
ニキビのリスク因子の1つとなる毛穴のたるみがある場合には、同時にケアをすることをおすすめします。ニキビ痕の最大の予防は、ニキビをつくらないことです。
効果的な治療方法
- ダーマペン
- 水光注射
- ピーリング
白ニキビ・黒ニキビ
皮脂が大量に詰まっている「白ニキビ」、毛穴の汚れが酸化している「黒ニキビ」は、どちらもまだ炎症には至っていません。ただ、放置していると炎症とともに赤み・腫れを伴う「赤ニキビ」になり、ニキビ痕も残りやすくなります。
また、無理に角栓などの汚れを押し出したりすると、毛穴が開く原因になります。
効果的な治療方法
- ダーマペン
- ピーリング
赤ニキビ・黄ニキビ
白ニキビや黒ニキビの状態から、アクネ菌などが増殖して炎症を引き起こして「赤ニキビ」になります。そしてさらに悪化すると、毛穴の中に膿が溜まり「黄ニキビ」になります。
いずれも、ニキビ痕や色素沈着の原因となる可能性があります。また、ニキビ痕としてクレーターが残ることもあります。
効果的な治療方法
- ダーマペン
- ピーリング
ニキビ跡を自力で治す!?悪化させない、予防
ニキビ跡は、丁寧な洗顔・スキンケアを中心とした方法によって、ある程度であれば自力で治すことが可能です。悪化させない・予防するための手段にもなりますので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
正しい洗顔
刺激の少ないぬるま湯で洗顔料をよく泡立て、その泡を転がすようにして顔を洗います。爪をたてたり、指・手のひらで直接擦ったりといったことは避けましょう。
そしてその後、同じくぬるま湯で泡をしっかりと洗い落とします。顔を拭く際には、タオルを軽く押し付けることで、擦らずに水気を取ります。
100円ショップなどでも売られている「泡立てネット」を使うのがおすすめです。なお洗顔の回数は、1日1~2回のあいだで調整してください。
洗顔後・入浴後の保湿
洗顔後、入浴後は、お肌が乾燥しています。特に入浴後は、直後はツルツルしているようでも、身体が温まっているために次第にお肌から水分が失われていきます。
化粧水や乳液を使って、必ず保湿をしてください。乾燥肌の方は、洗顔後・入浴後だけでなく、小まめな保湿をおすすめします。
紫外線対策の徹底
紫外線は、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えるとともに、肌の乾燥を招きます。
日焼け止めクリーム、帽子、日傘、サングラスなどを活用し、しっかりと紫外線対策を行ってください。美容のことを考えると、季節・天候に関係なく、日中は必ず紫外線対策を行うことをおすすめします。
栄養バランスの良い食事を摂る
ビタミンやミネラルを含めた、栄養バランスの良い食事を摂るようにしましょう。特にビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEは、ニキビ跡の改善に有効です。
また、皮脂を過剰に分泌させないため、脂っこいもの、甘いものを摂りすぎないようにしてください。
摩擦や刺激を避ける
洗顔の時や身体を拭く時にゴシゴシと擦る、手で触る・髪の毛が触れる、強い紫外線を浴びる、枕などで擦れるといったことは、摩擦・刺激となってニキビ跡の治りを悪くします。
当たり前になっている習慣、抜けないクセを見直し、改善しましょう。
ストレスを溜めない
強いストレスは、アンドロゲンという男性ホルモンの分泌を促進し、皮脂の過剰分泌を招きます。
ストレスを溜めてから発散するのではなく、休む時は休む、楽しむ時は楽しむといったことで、溜まる前に解消できるサイクルを見つけましょう。
美容成分が配合されたスキンケア用品を使う
ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ハイドロキノンなど、ニキビ跡の改善に有効な成分を含んだスキンケア用品を使うという方法です。
ただ、これらを使用しているということだけで満足しないように注意してください。あくまで、正しい洗顔や保湿、食生活の改善などが基本となります。
当院の毛穴・ニキビ跡治療
ダーマペン
肌の表面に針で微細な穴をあけ、肌の自然治癒力を高める施術です。代表的な作用にニキビ・ニキビ跡の改善、毛穴の開き・黒ずみの改善があります。その他、くすみ・しわ・たるみの改善、妊娠線・肉割れの改善といった効果も期待できます。
薬剤を併用し、より幅広い美容効果を得ることも可能です。
ピーリング
薬剤を肌に塗布し、薬剤の成分によって皮膚の余分な皮脂や角質を取り除く施術です。肌のターンオーバーを正常化させることで、ニキビやニキビ跡の改善や予防、毛穴の開きの改善などが期待できます。
当院では、複数の薬剤をご用意しておりますので、より患者様お一人おひとりに合った薬剤によるピーリングを受けていただけます。
面皰(めんぽう)圧出
面皰とは、ニキビのでき始めの、毛穴に皮脂が溜まって芯が形成された状態を指します。特別な器具でこの芯を取り出すことで、炎症・化膿を防ぎます。本格的なニキビになる前に治すことで、ニキビ痕の予防にもなります。
なお、芯を自分で取ろうとすると、皮膚を傷つけたり、雑菌が入って逆に炎症を悪化させてしまうおそれがありますので、お控えください。
内服薬:ニキビ治療薬イソトレチノイン(アクネトレント)
イソトレチノインは、ビタミンAの一種です。皮脂の分泌を抑制する作用、アクネ菌への抗菌作用、抗炎症作用を持ち、中等度~重度の炎症性ニキビに対して有効となります。90%以上の症例でニキビの改善が認められ、再発率も30%以下に抑えられます。
1日1回1錠を食後に内服すると、おおむね16~24週くらいで、早い人では4~12週間で効果を実感できます。
経過を観察しながら、必要に応じて増量します。
洗顔:クレンジングソープ泡ピールケア
グリコール酸、サリチル酸、乳酸などの角質ケア成分、グリチルリチン酸2K という整肌成分が配合されています。メイク・皮脂・古い角質をすっきりと落とすことで、ニキビ、肌のざらつき、毛穴の開きを予防・改善します。
無香料・無着色・無鉱物油に加え、パラベン・アルコール・石油系界面活性剤フリーという「6つのフリー」が、肌への負担を最小限に抑えます。
プッシュするとキメの細かい泡が出てきますので、泡立て不要ですぐに使用できます。毎日の洗顔とクレンジングにおすすめです。しっかりメイクも落とせます。
クリーム:DRX AZAクリア
ニキビの原因となる毛穴の詰まりに着目して開発されたクリニック専売化粧品です。
整肌成分であるアゼライン酸を高濃度で配合し、ニキビができやすい肌質を改善します。ニキビがちな方のホームスキンケアとしておすすめです。
べたつかずしっとりとした使用感で、無香料・無着色・防腐剤フリー。毎日、安心してご使用いただけます。
料金
面皰(めんぽう)圧出(10ヶ所まで) | 2,200円 |
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※すべて税込価格です。
ピーリング・ケアシス
サリチル酸ピーリング | 7,700円 |
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トラネックスレチピール | 16,500円 |
ケアシス | 13,000円 |
※すべて税込価格です。
内服薬・洗顔・クリーム
アクネトレント 10mg (30日分) | 9,900円 |
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アクネトレント 20mg (30日分) | 16,500円 |
クレンジングソープ泡ピールケア | 3,960円 |
DRX AZAクリア | 2,000円 |
※すべて税込価格です。
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なぜニキビ跡ができてしまうのでしょうか?
根本的な原因は、お肌の不調にあります。皮脂の分泌が過剰であったり、メラニン色素が過剰に生成されたりすることで、ニキビ跡が発生しやすくなります。またそこに紫外線の浴びすぎや食生活の乱れ、洗顔・保湿の不足などの要因が重なると、さらにニキビ跡ができる可能性は高くなります。
ニキビやニキビ跡というと、どうしても見た目の問題として捉えられがちですが、実は肌の健康と密接に関係しています。健康なお肌であればニキビが発生しにくい、発生した場合も早く・きれいに治りやすいということが言えます。
ニキビ跡ができてしまった場合、自力で治すことは可能ですか?
正しい洗顔と保湿、紫外線対策、生活習慣の改善などにより、ニキビ跡を治すことは可能です。ただ、ひどい色素沈着を起こしているケース、クレーターになっているケースでは、セルフケアによって治すということは難しくなります。
そういったケースでは、クリニックで治療を受けることをおすすめします。もちろん、ニキビの段階であったり、ちょっとしたニキビ跡である場合も、クリニックで専門的な治療を受けるに越したことはありません。
ニキビを潰してしまうと、やはりニキビ跡が残りやすくなるのでしょうか?
昔からよく言われるように、ニキビを潰してしまうと、高確率でニキビ跡が残ります。気になっても、刺激を与えたり潰したりしないようにしてください。
なお、潰さなかった場合もニキビ跡が残ることがあります。「潰していないから大丈夫」だと思っていたら、思わずニキビ跡が残ってしまったということのないように、白ニキビや黒ニキビの段階で、早く治すことが大切です。
何年も残っているニキビ跡を、今から治すということは可能ですか?
早期から治療を受けることが理想ですが、そのような時間の経過したニキビ跡であっても治療は可能です。ダーマペンやピーリングによる治療を行います。
放置すればするほど、治療にも時間がかかり、また治りにくくなりますので、気になった時にはできるだけ早く、クリニックに相談しましょう。